【20代転職】転職から1年経過して、転職について思うこと
今日は転職について書いていこうと思います
1. 転職の概要
私は学生時代「土木」を専攻しており、前職現職ともに土木職についているのですが、土木以外の方にも参考になりやすいよう、書いていこうと思います
新卒時は、土木関連の中小コンサル会社に就職しました
ずっと転職をしたいと思いながら、後述するきっかけから、入社3年目に転職を決意し、実現させました
その後、大企業の土木職への転職を実現させ、現在に至っています
2. 転職のきっかけ
転職のきっかけは、前の会社に「キャリア面」で不満が大きくなった点です
そもそも、前職場に入社した理由は「仕事内容が面白そうだから」というのもありますが、「ここしか受からなかった」というのが本当の理由です
新卒で就職活動していたときは名だたる大企業へ憧れており、周りも大企業へ行く中、自分だけ中小企業に取り残されたような気がしていました
前職の役員は大企業からの天下りみたいな形になっていて出世は望めず、大企業と比較するとキャリアの差は歴然でした
このことは入社以来、大きなコンプレックスになっていたと思います
事態が大きく動いたのは、入社3年目の夏のことでした
仲良しの同期と露天風呂に行った際に、このようなことを言われました
「来週、○○という大企業の最終面接にいってくるよ」
その時は、一気に湯冷めした気分でした(笑)
ただ、ここでも取り残されてしまうのかと、本当に落ち込みましたね
このことが、私が転職に本気で挑むきっかけになったと思います
「これ以上取り残されないよう、大企業に入る」というモチベーションで転職に挑みました
大企業にさえ入れば、全てが好転するだろう、そう思っていました
3. 転職したことでの変化
労働時間の変化
労働時間は、月間30~40時間は減少しました
これは好転した点ですね
残業時間は月間45時間程度だったのが、25時間程度まで減ったのも大きいですが、
定時の時間も月間12時間ほど減りました
自分の時間を確保できるようになり、よかったなと思います
給与面の変化
月収は、3~4万円ほど減少しました
これは悪化した点ですが、そもそも残業時間が大幅に減っているので仕方ありませんね
転職に伴い引越しもし、家賃は2万円程度増加しました
他には、夏と冬のボーナスが減少、期末ボーナスがなくなった、家賃手当が減少した、等あり、家計的にはだいぶ厳しくなりました
とはいえこのことは、転職する前から知ってはいました
時間が確保できること、なにより大企業に入れること、という2つのメリットから給料が減ることからは目をつぶっていましたね
4. 結論、転職してよかった?
結論から言うと、私は「転職してよかった」と思います
ただ、全てがよかったかと言われると、そうではありません
よかった点、悪かった点、それぞれについて記載します
よかった点
自分の時間が確保できるようになった
先述のとおり、労働時間が減りました
このことで自分の時間が確保できるようになり、仕事以外にも色々なことに取り組む余裕がでてきましたね
キャリアアップになった
「大企業にはいる」ということを達成したので、キャリアアップにはなったと思います
天下り等の外的要因で出世を阻まれる可能性は減りましたね
ただ、改めて自分のキャリアについて考えるきかっけにもなりました
会社で出世することが最高の目標ではない、ということを最近は考えています
転職の経験が自信になった
そもそもは「大企業に入る」ことをモチベーションにしていましたが、結果的にはこれが一番良かった点からなと思います
「つらいけど会社にしがみつかないと生活できない、、」といった不安はなくなりましたね
「自分の人生は自分で変えられる」ことを経験できたのは、大きな財産です
悪かった点
入社以来の同期がいなくなった
同期はずっと大切と思っていましたが、転職して再認識させられましたね
精神的に頼れる人、同じレベルで成長していける人の存在は大きく、何度も助けられていたことに、今更ですが感謝です
それでも転職を決意したいという場合には、以下を実行することをおすすめします
・心の拠り所となる、恋人をつくる
・気軽に話せる友人をつくる
・気分転換できるコミュニティーを追加する
一人で社会を戦うのではなく、「支える支えられる関係」の信頼できる仲間と生きる方がいいですね
社内の風通しが悪くなった
前職は中小企業だったので、部長・役員、社長まで、飲み会で交流する機会がありました
また、私のような下っ端の発案であっても、課長等を経由しますが意見がとおりやすかったです
具体的には、業務効率化のために小型カメラ「Go Pro」の導入を提案し、実際に導入・効率化を達成しました
現職は大企業ということもあるのか、上の役職の人と交流する機会はほとんどありません
また、社内規定が厳しく、前述のような新しい提案はなかなか通りにくいですね
身近な上司に提案しても、社内規定の厳しさ等からか、積極的に動こうとはなりません
現状維持、という点では優れていますが、自分自身の立ち振舞いやすさや、成長等を考えると、転職したことで悪化した点かなと思います
仕事内容が事務的になった
仕事の立場的に、前職:受注側、現職:発注側というのがあります
ですので現職では、業務発注やその管理、プロジェクトの予算管理、といった仕事がメインとなっています
対して前職は、受注した仕事に取り組めるので、より実務よりの仕事でした
現職よりもより深く追求することができたので、仕事内容は前職の方が面白かったような気がしています
5. まとめ
今回は私自信の転職の経験について書きました
転職して、総合的にはよかったと思う一方、前職の方がよかったと思う点も多々あります
ただ、転職は「自分を変える一歩」だと思います
1回の転職で理想通りの自分に慣れなくても、それは理想の自分への一歩だと思います
「千里の道も一歩から」という言葉もあるように、少しづつでも前進できてよかったです
皆様の参考になれば幸いです
最後までご覧いただき、ありがとうございました
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