【カラオケ対策】白日 / King Gnu のサビについて
はろはろ~(^^)
今日はKing Gnuの白日について話していきます。
曲の知名度は言わずもがなですね(笑)
2019年を代表する曲の1つです。
日本テレビ系 土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』主題歌にもなったことで話題です。
出だしから、Vo. 井口さんの美しいファルセットが印象的ですね!!
King Gnuは白日から一気にメジャーな存在になりましたが、
そもそも、それまではKing Gnuという名前ですらありませんでした!
King Gnuに改名したのは2017年で、それまでは「Srv.Vinci」という名前だったそうです、、!そしてそれまでは、メンバーも、リーダの常田さん以外は流動的だったそうです。
驚きですよね!そしてパット見では読めませんよね(笑)
(サーヴァ・ヴィンチと読むそうです)
King Gnu自体については、また後日記事にしますね^^
ここからは白日のサビの歌唱について書いていきたいと思います!
カラオケで歌う際に参考にしてもらえたらと思います!
<真っ新に生まれ変わって 人生一から始めようが>
真っ新の「ま」が高く、出だしが非常に難しいですよね。
ここを地声で発声しようと思うと、力んでしまう可能性が高く、その後も力んだまま歌ってしまうことになると思います。
力んだまま歌うと、この歌の世界観とは合わないかなーというのが個人的な意見です。
ですので、「ま」はファルセットで歌い、「っさらに」で地声に戻ってくるのがよいと思います。ファルセットから地声に戻るのが難しい場合は、「ま」と「っさらに」を1フレーズではなく別々なものと考えて歌うのがよいと思います。
最初はゆっくりと、「ま」をファルセットで歌って一度口を閉じて、「っさらに」を地声で歌います。慣れてきたら、徐々にテンポをあげて、原曲のテンポまで持っていきます。
「生まれ変わって」の部分ですが、ここはリズム感を重視するのがよいと思います。合唱では「う」を強調して、「うまれかわって」みたいな歌い方をすることが多いです。(Vo.井口さんは合唱経験が豊富なので)言葉を伝えるにはこちらのほうが伝わりやすいからですね。ですが、この曲ではあまりそういった歌い方はしていません。フレーズで強調しているのは「まっさらに」の方なので、「うまれかわって」は音程・リズムをキープしつつ、あっさり目に歌うほうがよいと思います。
<へばりついて離れない 地続きの今を歩いているんだ>
ここは息継ぎなしで歌っていることが特徴ですね。「離れない」の後に息継ぎをしたくなるところだと思います。表現の意味としては、歩き続けている、という歌詞をイメージさせるために、敢えて単調に歌い続けているかなと思っています。また、最後の「歩いているんだ」のところで音程がまた難しくなりますが、ここまで単調に歌ってきたことで、最後がまた強調されていますね。
そんな中、「へばりついて」の「へ」はアクセントになっていますね。ここは格好良く歌うのがいいと思います。(^^)
「離れない」の「は」は、あまり強調されていません。ローマ字で書くと「ha na re na i」ですが、「h na re na i」みたいに、はの母音は歌わないくらいでいいと思います。こちらのほうがリズム感がでるので(^^) 歌い方としては、「は」のところは、息をはくだけでOKです!
同じ様な歌い方をしているのが「地続き」のところですね。ローマ字で書くと「zi tu du ki」ですが、「つ」の母音は歌わないくらいでいいと思います。歌い方は、英語の「to」を発音するイメージですね。「zi to du ki」ってイメージで、日本語だと「じとぅどぅき」みたいな感じかなと思います。
「歩いているんだ」はここまでと違って、単調ではなく、変化を出して歌いたいですね。歩く、という動きのある様子をだすために、均等なリズムで歌うのではなく、「あ」に重心を置いて、「るいているんだ」は少し早く歌う、みたいなイメージかなと思います。ここで少し変化を出すことで、より強調されて表現豊かな歌唱になると思います(^^)
< 真っ白に全てさよなら 降りしきる雪よ >
ここは、先程の「真っ新に生まれ変わって〜」のところと、基本的には同じ歌い方でいいと思います。ただ、「生まれ変わって」よりも「全てさよなら」の方が、リズムが取りにくいですね。前者は「生まれ k wa tte」みたいな感じで、「か」と「わ」が同じ母音なのでリズム感を出しやすかったのですが、後者は「すべて sa yo na ra」と母音を省略できないため、どうしても窮屈な感じになってしまうかなと思います。ここは、さよならの「さ」をできるだけ早く発音する、のが最善かなと思います!
「降りしきる雪よ」は、雪がしんしんと降る静寂な雪原の中に自分が佇んでいる様子をイメージすると、歌いやすいかなと思います。動きをつけるというよりは、単調な歌い方の方が合っていると思います。少し抑揚をつけるのであれば、「雪」のところで、「yuki」の「y」を強めにいうのがいいですね。「iyuki」みたいな形で、雪の前にほんの少し「い」を入れてあげるイメージです。
<全てを包み込んでくれ 今日だけは>
ここははさっきまでの静寂なシーンから変化をつけて、力強く歌うのがいいですね。「包み込んでくれ」のところが願望を表現しているので、力強く願う歌い方がいいと思います。
まず、「すべてを」の「べ」が濁音なので、アクセントになっています。ここの「b」を強調することで、躍動感を加え、世界観に動きをつけてあげることができます。
「包み込んでくれ」は、先程の「地続き」と似た感じで、「tu tu mi」ではなく、「t to mi」みたいな形で、母音ははっきり目でないほうがリズム感が取れると思います。
最後の「今日だけは」は、願望に対する譲歩についての歌詞ですね。包み込んでくれ、今日だけでいいから。といったイメージだと思います。ですので、「今日だけは」の前には息継ぎせず、このフレーズは一息で歌うのが理想ですね。また、まさに願望のところなので、「k」を強調することで、切実さが伝わる表現になると思います。
< 全てを隠してくれ>
ここは、「全てを」と「隠してくれ」の間に息継ぎを入れるところがポイントです。「全てを」の後の余韻には、全ての中のあれやこれやをフラッシュバックさせる効果があるかなと思います。これにより、より切なさが増すと思います。
「隠してくれ」は、サビの最後なので、今までの単調な箇所とは違って、一文字一文字噛み締めて歌ってよいと思います。力強く歌いましょう(^^)ただ、一番のサビでは、最後はあまり伸ばさず、曲全体の緩急も意識できるといいと思いますね。次のサビ終わりではしっかり伸ばすことになるので。
以上、白日の1番のサビの歌い方について解説しました!いかがでしたでしょうか。
これだけなのにかなり長い文章になってしまいました。
いつか、動画でもわかりやすくお伝えできればと思います!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!!