【コロナ】緊急事態宣言の強制力の無さとその理由
コロナウイルスは治まる様子はなく、安倍政権ほ緊急事態宣言を出す意向を固めましたね
緊急事態宣言が出されると、なにが変わるのでしょうか?
調べたところ、
①特定の区域に対して発令
②指示や要請の権限を首相→知事に委譲
という変化があります
①については、東京や大阪が対象になっています
②については、都道府県知事に以下の権限が委譲されます
(1)「住民に外出自粛要請」
(2)「休校などの要請・指示」
(3)「大規模施設の使用制限の要請・指示、イベントの開催制限や中止の要請・指示」
(4)「臨時の医療施設設置で土地や家屋を使用、医薬品などの売り渡しの要請・収用」
ここまで見て思ったことについて述べていきます
まず、①の対象となった地域ですが、国家レベルで危険な地域と思われている、ということですね
住民の方の意識は高まるのではないでしょうか
ただ、意識が高まった上で②を見ると、このように思われるかもしれません
「今までと変わらないじゃん」
たしかに、権限が知事に委譲されることで、より地域特性を活かした判断や指示が行えると思います
ただ、その結果として行えるのが、「罰則なしのお願い」のみです
この強制力の無さに、今回の宣言についても軽視される方もおられるかもしれません
私が思うに、緊急事態宣言とか何やらありますが、今の日本人に求められてるのは、
言わば「空気を読む力」
なのかもしれませんね
「みなさん罰則はないですけどわかってますよね?」
こういうことですね
欧米なんかでは、罰則があるようですが、日本では罰則はありません
私は以前、イタリアやスペインに行ったことがありますが、スリなんかは日常的に起こっています
また、人が集まる観光地では、気さくに話しかけてくる黒人にミサンガを売りつけられる、といったことがよく起きています
私も何度も目撃しましたし、現に売られそうになったので、走って逃げました
拒否すると脅迫のようなことをされるので非常に怖いです
日本では、このようなことは日常的に起きていませんよね
日本人の民度の高さの現れだと、私は思っています
中国で行われた実験からもわかりますね
http://news.searchina.net/id/1687497?page=1
つまり、日本では罰則は不要である、こういうことを期待してのことだと思います
一方で、期待どおりの民度の高さが得られないケースもあります
今回ではマスクに代表される「買いだめ」や外出の自粛を行わないケースがあたります
大学生が海外旅行にいったまま卒業式に出席したケースがあたりますね
これは今回のことだけでなく、東日本大震災の際も同じ様に買いだめが置きました
日本人の民度に期待しての政策なのかとも私は思いますが、
もう少し厳しい政策を取るほうが、コロナ終息にはいいと、考えています